東京事変

This album make me surprise that 1st track "a songs of apple"can be a rock style!!

正直、「群青日和」が聞きたくて買ったようなものだったんだけど、他の曲も捨て曲がなくてすばらしいと思います。アルバム通して感じたことは、ストレートなディストーションギターロック。その中でもボサノヴァなどを他の音楽スタイルも取り入れて、clashの「London Calling」を思い出させるような仕上がりになっていて、かっこいいです！！ただひとつ、以前の椎名林檎のような聞いてる人が共感できるような歌詞が少なくなってしまったのが残念です。でもこのアルバムはソロの「椎名林檎」とはコンセプトが違うみたいなんでそこは仕方ないかな･･･って思います。

椎名林檎の音楽的奔放さが復活しています。バンド名義ということで、椎名林檎という人間を表現する義務感みたいなものから開放されたせいでしょうか。作曲をメンバーに任せ、全くスタイルが違う3曲を持ってきたことで、ボーカリスト、というか音楽家としての引出しの豊富さがよくわかります。POPではあるが、無難な音ではなく、高級ではあるが、自己満足ではないそういうカッコよさがあります。カリスマ性は（意図的に）後退したかもしれないが、音楽的な衝動を走らせてくれそうな予感。次のシングル、アルバムに期待が持てます。

おおよそ、この作品についていわれる事は、詰まるところ「椎名林檎らしいね。」という一言だろう。しかし、その”らしさ”という一言を持つアーティストが一体何人いるだろう？　僕はこの『群青日和』で改めて、”椎名林檎の高み”をロックンロールという、およそ当たり前とされたポップミュージックでの存在感が明らかになった。と感じた。でも、売り上げなどはきっと彼女としてはティピカルな平均という標準的なものだろう。だが、スピード感あふれる一曲目、なりきりのカバーと新宿的退廃という悲壮感漂うその他のカップリング。秀逸。と後年位置づけられるだろう。し、僕はただこのＣＤが大好きだ。あと、ひとつ忘れてはゆけない事がある。彼女はロック史上最も”ロックなギターリスト嬢。”であるという事だ。立ち位置、視線、歌詞、あられ……？？。四肢も含めてパーフェクトだ。いやー、イケイケですね。あっぱれ天晴。ホリプロスカウトキャラバンに参加していた過去などもイイ！！　の一言。ロケンロー！！

間髪入れずに参った。群青日和がストレートなら、遭難はセンチメンタル。狂おしさが感じられるのが不思議と魅力。何故か二つの楽曲が別れの曲に聞こえるのは、新生椎名林檎のスタート地点だからなのか。林檎さんらしく、唄にまで色を付けている素晴らしさ。色に迷わず拝聴必至。

「群青日和」に次ぐシングル、今回は作詞作曲すべて林檎。ということで、どういうスタイルで来るかと思っていたが、これまたやられてしまった。意外性こそあまり無いものの、曲全体の完成度、洗練された感覚は前作をゆうに越えている。林檎ならではの格調高いメロディ。わかりやすくはないものの、意味をなしながら旋律を乗りこなしていく詞。アレンジも、「事変でやりたいこと」を感じさせる仕上がりになっている。実に素晴らしい。いよいよ全体像が見えてきた。きっとこのクオリティをさらに超越して鳴らされるであろうアルバムが、楽しみでしかたがない。

このＤＶＤ、メンバーのステキな所がたくさんでていて尚且つメンバーの仲の良さが覗えてすごくよかった買ってよかったと思っています！私はそんな映像の中の林檎ﾁｬﾝがダンスを一生懸命練習しているところがすごく良いと思いました。他にも林檎ﾁｬﾝはもちろん他メンバーの皆さんの魅力もすごくたくさん出ていて,林檎ﾁｬﾝファンから入った私も「東京事変」が益々好きになりました。そしてＰＶもシンプルなようで凝っていたりしてすごく良い！遊び心も満載！

得に、Ｈ是都Ｍ（ｴｲﾁｾﾞｯﾄｴﾑ）氏の、キーボード。あんな風にバンド内で目立つキーボードって初めてなんじゃないかな・・飛んだりはねたりwとりあえず、気になった人は買ってみてください。回を増す事に、可愛く、綺麗になっていく林檎氏に必見です☆損はないです！